山下奉文大将の愛した名菓

本日は、山下大将の命日です。
本当は、山下家のお墓がある
多磨霊園にでもおまいりに行きたかったのですが、
最近、仕事でパソコン使いすぎて目があまりにも痛くなり
疲れがとれないのです・・・。

なので、山下さんが愛した名品をご紹介したいと
思います。

山下さんは、大の甘党だったそうです。

陸軍大学校の学生時代、下宿先ですき焼きを食べた時に、
お砂糖をごっそりと入れて、友達を辟易させたというエピソードがあります。

お酒は、多分人並み程度、付き合いで飲むぐらいだったはず。

そんな甘党の山下さんが愛した名菓とは
「虎屋の羊羹」

おもかげ(虎屋)

だと聞いたので

これは、一度買いに行ってみよう!と思い立ち
本日、某百貨店のコーナーまで行きました。

本当は、赤坂の虎屋まで行きたかったのですが・・・。
疲れていけませんでした。

虎屋のホームページは、こちら⇒虎屋

虎屋の羊羹は、一つひとつ、「名前」が付けられています。
私が買ったのは「おもかげ」という種類です。

これは、お墓まいりにも行けなかった私が
せめて山下さんの好物をいただきながら、そのおもかげを
しのぶ日にしたかったという思いがあります。

この「おもかげ」という羊羹

黒砂糖の風味が素晴らしい羊羹でした。
少しだけですが、日常の疲れが癒され
また、来週、仕事つらいけれど
何とか乗り切ろう、という気持ちになれました。

いつも100円ぐらいでコンビニで買う羊羹とは
違います・・・。

虎屋のサイトによると
羊羹に名前が付いたのは、大正14年(1915)からとのこと
山下さんも、特別な日のスイーツとして
この虎屋の羊羹を幸せそう頬張っていたのだろうと
想像すると、何だか私も「特別な日に頂く羊羹にしよう」という気持ちに
なりました。
これまで虎屋の羊羹を意識していただいたことはなかったので
今回は、山下さんを偲びながらいただいて
新たな美味しい名菓に巡り合えました。

この虎屋の羊羹紹介の言葉が
とても美しさを感じさせられました。

「おもかげ」とは、記憶に残る人や事物を思い起こさせる、奥ゆかしい言葉です。
原材料である黒砂糖の独特の風味に、黒棒などを食べた懐かしい昔を思い出す方も多いことでしょう。
黒砂糖入羊羹「おもかげ」はそのようなイメージをもたらすお菓子です。
とらやの資料に初めて菓銘が登場するのは大正4年 (1915) ですが、
国内産の黒砂糖を用いた羊羹は、江戸時代にはすでにあったものと考えられています。
(サイトより引用)

山下さんの最期は、フィリピンの収容所から刑場の間
自分の好きなものさえ口にできず絞首台の露となられたのでした。
こういうとき、お酒が好きな方は、「ビールなどが飲めて幸せだった」と
遺書に書き残していらっしゃるケースが多いですが。
フィリピン戦から軍事裁判、そして最期の時まで
山下大将は、おそらく「虎屋の羊羹」の存在さえ忘れるほどに
あらゆる苦しみに孤独に向かっていたに違いありません。